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第25回錦秋湖マラソン

 今年も錦秋湖マラソン30キロに参加して来た。タイムは、2時間13分ほど。昨年よりは良かったものの、ベストには程遠いタイムだった。まぁ、ほとんど走っていないからこんな感じ(^^ゞ 自分的には、2時間15分前後で来れたらいいなぁと思っていたので、上出来♪
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 さてさて、今年もいろいろな方に声をかけてもらった。まずは、秋田市の磯崎さん。萩往還の話で盛り上がらせていただいた。また、ゴールしてからpika_tekaさんにも声をかけてもらった! またレース中、一緒に走ったくださった横手の三浦さん。ゴール後の弁当の受け取り場所で声をかけてくれた。新しい出会いがあった今年の錦秋湖マラソンだった。みなさんありがとう)^o^(

 そしてわが手形陸橋RFの皆さん、無事、皆さん完走でしたね。暑い中、お疲れさまでした。アフターも最後の最後まで!?楽しかったです。来週の今日歩大会も楽しくがんばっていきましょー( ̄∇ ̄)/

ps またまた真っ黒に日焼けしてしまいました・・・(>_<)
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by takanori922 | 2005-05-30 22:05 | マラソン

2005 最初の萱峠ラン

a0098372_1052356.jpg 今年最初の萱峠ランを実施します。日時は、下記のとおりです。ご参加できる人は、当日、出発地点の山内村・鶴ヶ池荘に集合してください。新緑美しい山並みを走ってみませんか?

日 時 5月22日(日)午前9時30分スタート
場 所 鶴ヶ池荘駐車場
     (奥の公園側の駐車場)
コース 萱峠(35キロ)
備 考 飲み物、小銭を自分で携帯してください
申込み 特にありません。当日、現地に時間までに集合してください。35キロですが、途中、休憩を入れながらゆっくり走ります。(予定では、午後2時30分ゴール予定⇒5時間)

 ゴール後は、鶴ヶ池荘の温泉に浸かって疲れを癒してください。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています(^_-)-☆
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by takanori922 | 2005-05-16 21:03 | トレーニング

2005 萩往還完踏記!! その2

■西坂本の集会所(128.6キロ地点)到着9時44分
 ⇒ 15時間24分経過(昨年より-1時間35分)
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 今年もやってきました西坂本のエイド! エイド到着の手前から、地元中学校の女子バレー部の皆さんが声援を送ってくれた! T字路を左折し、いよいよ到着。おしぼりと、カップ麺、そして何よりもとびきりの笑顔で迎えてくれた西坂本のエイド。大勢の女子バーレー部に囲まれ、「どこから来たんですか?」とか「調子はどうですか?」とか質問攻めに会う(笑)。ひとりひとりに丁寧に答え、今度はこちらが質問。「バレー部の目標は?」と聞くと、「全県大会の優勝!」と答えが帰ってきた。ずいぶん強いチームらしい! また、「家で作ったいちご、食べていってください!」という子も! 「ありがとう」と言いながら、10個は食べてしまった・・・。あまりの甘さに、手が止まりませんでした。私だけたくさん食べてゴメンナサイ<(_ _)> また、小学校くらいの男の子が、「僕、35キロにエントリーしているよ!」と言ってくれた。「じゃ、明日の朝、往還道で会おう!」と約束を交わす。

 案の定、かなり長めに休憩をさせてもらい、たくさん元気をもらって西坂本のエイドを出発。そのとき、「Go! Go! Let's Go! オオトモォ~!」と大きな声援で送り出してもらった! 今年も西坂本のエイドは最高に賑やかだった!

 西坂本のエイドを出て、しばらくのんびり走る。日差しも強かったので、帽子のつばをグッと引き寄せた。それにしても暑い。上はロングTシャツ(腕まくり)、下はロングタイツだったので、もうとにかく脱ぎたくなる。Tシャツはリュックに入っていたので着替えようと思ったが、タラさんの一言を思い出す。「直射日光には気をつけなあかんよ!」。暑くても我慢して、ロングTシャツの腕まくりを降ろした。
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 黄波土の漁港に入る手前で、ふじもっちゃんとタラさんが車で追いついてきた。「鯨墓で待ってるよ~!」と応援をもらって、仙崎を目指す。県道に出るまで、結構歩きが入った。しかし、県道に出ると、襷をして走っている集団に出会う。「横浜」という文字が見えるが、詳しく何のチームか、何のために走っているのかよくわからない。けれど、そのランナーたちとハイタッチすることができた。「頑張れよ!」と応援もいただいた。

 またしばらく走り続けるが、あまりの暑さに嘔吐。薬局に入り、ガスター10を購入。すぐさま飲む。そして、しばらく歩き続ける。すると、すぐに効果が出てきたのか、食欲が湧いてくる。な・ん・と、それまで吐き気をしていた人間が、アイスクリームが食べたくてしょうがなくなる。仙崎まであと少しというところで、コンビニに入ってアイスクリームを購入。歩きながら食べたけれど、15分もしないうちに、また食べたくなる。昨年も立ち寄った、山陰本線の立体交差点を過ぎたあたりのコンビニに入る。またアイスクリームを購入。今度は903も一緒に飲んだ。それにしても暑い。吐き気がおさまってちょっと気分的にも楽になった来たが、いや~これから鯨墓の往復20キロに向かうと思うと、正直、気が滅入ってしまった・・・。

■仙崎公園前(142.3キロ地点)到着11時42分
 ⇒ 17時間22分経過(昨年より-1時間17分)

 仙崎公園に到着したところ、ひとりのランナーが(白鳥さんというランナーだったらしい)。転倒したとかで、休まれていた。エイドの人と軽くあいさつを交わし、荷物を置いて(チェックカードと貴重品は持って)鯨墓に出発。この辺は観光客も多く、交差点付近の魚介類を出す食堂は、お昼という時間もあいまって、長蛇の列だった。手を振ってくれる人もいた。自分はトボトボと青海橋を渡る。橋を渡りきった頃、トップのランナーとすれ違う。急な坂にもかかわらず、グイグイと上ってくるその姿に唖然・・・。その後も、上位陣が折り返してくる。みな、上り坂はバンバンはしっていた。やっぱり、モノが違う・・・。
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 キャンプ場に到着する手前で、また縞猫さんやひろっさんとすれ違う。ふたりともまだまだ元気。自分は、往路でキャンプ場に入り、カレーライスを食べた。そこで一緒の席になったダイバーの集団と会話をする。「ここら辺の海は、とってもきれいなんですよ。来年は、潜ってみたら?」と言ってもらう。あまりに暑かったこともあり、「いやぁ~、いますぐにでも潜りたい気分です」と言ってしまった。「オーッ、走って潜ってすごいな!」と結構ウケた(ムフフッ)。
 再度、ガスター10を飲んで、食堂のおばさんにお礼のあいさつ。再度鯨墓を目指す。キャンプ場を出てすぐの上りは全部歩いた。お腹もまだ落ち着いていなかったし。右手に海や釣り人を眺めながら、いよいよ鯨墓に到着。そこには、ふじもっちゃんとタラさんがボランティアをしてくれていた!

■鯨墓(152.8キロ地点)到着13時15分
 ⇒ 18時間55分経過(昨年より-1時間5分)
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 鯨墓に到着したときは、結構体力を消耗していた。けれど、ふじもっちゃんとタラさんに弱気な顔を見せるわけにはいかない。応援には、笑顔で応えるのが一番! 2人と一緒に笑顔で写真におさまる。その後・・・お恥ずかしい話、先崎までの間にガスター10を購入していたことと、暑さで飲み物を予想以上に買っていたことで、手持ちの「お金」が心細くなる。タラさんに1000円借りる(感謝!)。

 鯨墓を再出発して、復路に。すると、1キロも行かないところで、濱ちゃんと会う! 「濱ちゃん、めっちゃ早! これは、すぐに捕らえられるな!」と覚悟を決める。濱ちゃんは、笑顔で鯨墓へ。相変わらず歩き多しで前に進む。すると、鯨墓に向かうランナーが、たくさんやってきた。今年は、朝晩が涼しいせいか、やっぱりみんな早い。自分はこれでも昨年より早いのに、すれ違うランナーは昨年の倍。あいさつを交わしながら、また仙崎に進む。

 復路の仙崎直前、菊ちゃんとsinakoちゃんに会う。「もう1回、鯨墓に行こうよ~」と誘われるが・・・「ゴメン、マジ勘弁してェ~」と手を振って別れる。いやぁ~、それにしても二人はとっても元気。楽しんで走っている様子がうかがえた。そして次は、たまごんさんと再会! たまごんさんも調子良さそう! 「ファイト!」と声を掛け合い、手を振る。その後、仙崎のエイドで荷物を受け取り、いよいよ宗頭を目指す。しかし、ここから一番苦しい時間帯が始まった・・・。

 海を右手に見ながら走ったが(走っているつもりだったが)、前に進まない。歩いているより遅い。喉はカラカラ。前にランナーが見えるが、近くに来ると、それは道路標識だったり、電信柱の看板だったり、ガードレールだったり・・・。幻覚が見え始めた。いよいよまずいなと思い、自動販売機を探して飲み物を買う。しかし、体力は回復してこない。吐き気もしてきた。そして、生あくびも出る・・・。しばらく歩いていくと、笹かまののぼりが見えたが、何色かわからない。赤に見えたり、黄色に見えたり。チカチカしてきた。とにかく走らず、体力の回復を待つように歩き続けた。

 どのくらい歩き続けたのだろう。三隅町の役場を通り過ぎてバイパスと合流。たまらずコンビニに入って水分補給。しばらくコンビニの玄関に座って休んだ。なんとか体が動くようになってきて、宗頭を目指す。「あそこにいけば、風呂に入れる・・・」もう頭の中には、冷水シャワーを浴びることしか頭になかった。吐き気がひどくなって、変なよだれが出る。でもなんとか、走りと歩きを混ぜて前に進む。気づけば、歩道と反対側(車道)を走っていたり、トラックが来たのに気づかなかったり・・・。今思えば、まさに地獄の時間帯だった。かすかに信号が見え始め、右手奥に宗頭の文化センターが見えてきた。必死で走って宗頭に到着。なだれ込むように、中に入った。

■宗頭文化センター(175キロ地点)到着16時20分
 ⇒ 22時間経過(昨年より-25分)

 係員の人にチェックを済ませ、すぐに中に入る。おにぎりとお味噌汁をいただくが、ほとんど食べれない。口に入れると、また吐き気がしてくる。とりあえず、シャワーを浴びることにした。体は潮を吹き、ザラザラ。預けていた着替えを受け取り、お風呂に向かう。

 お風呂に入ってすぐに、冷水でシャワーを浴びる。とっても気持ちいい。備え付けの石鹸ひとつで、頭と顔と体をガシガシ洗う。「あースッキリ!」。延髄の辺りに集中的に冷水を浴びせたら、気分もスッキリしてきた。15分ほどで上がり、新しいTシャツに着替えてもう一度食事を試みる。しかし・・・やっぱり吐き気はおさまらず、せっかく作っていただいたおにぎりをトイレで吐いてしまった・・・。「まぁ、しばらくガスター10を飲んで、我慢して付き合うしかないな・・・おえっ・・・」。

 出発の準備をしていたら、濱ちゃんが到着。濱ちゃんもお風呂に入って行った。出掛けに、風呂場に顔を出して「濱ちゃん、行ってるよ!」と声をかける。そしてシューズを履き、いよいよ後半戦へスタートを切った。

 なお、藤井酒店までは、固まった足をほぐすかのように、ゆっくり走った。藤井酒店が見えてくる辺り、前方に2人のランナーが見える。ひとりは左折していく・・・。もうひとりは、自動販売機で飲み物を買っているようだった。

■藤井酒店(177.9キロ地点)到着17時39分
 ⇒ 23時間19分経過(昨年より-16分)
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 藤井酒店でチェックを済ませる。ここで、先についていたランナーは、東京からのランナー猶原さんだったと思う。コーラを口にしていた。自分も飲みたくなってコーラを買って飲む。コーラを飲んだら、不思議と胸焼けがおさまり、吐き気もしなくなってきた。(コーラって不思議だ・・・)藤井酒店横の登り坂に向かう。ここは、久しぶりにダッシュ40歩、歩き30歩のコンビネーションで進む。「明るいうちに、できるだけ先に進みたい・・・」、そう思いながら、必死で駆け上がった。
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 県道に出てしばらく進むと、片側通行に。工事の人にあいさつして進む。大会実行委員の人も車で駆けつけ、「気をつけてくださいね!」と声をかけてくれた。大きく手を振って応える。そのうち、前方にまたランナーが見えてきた。NAMIさんだ。約150メートル後ろを進む。下りカーブで見えたり消えたりの連続。差はつまらない。そのうち三見駅のほうに鋭角に左折し、しばらく進む。「ここら辺、昨年は雨だったし、トボトボ歩いていたなぁ・・・」と思い出す。そして、クニさんから教えてもらった近道を通って三見駅に到着。

■三見駅(187.1キロ地点到着)18時57分
 ⇒ 24時間37分経過(昨年より-13分)
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 ここでNAMIさんに追いついた。少しお話しをさせていただき、NAMIさんが最初に出発。自分もチェックを済ませて玉江の駅を目指した。

 さてさて、この三見駅と玉江駅の間は、昨年怖い思いをした区間・・・。今年もなるべく明るいうちにと思ったが、もう日が暮れはじめていた。それでも、昨年一度通っていたこともあり、淡々と何も考えず、ただ前に進む。無心で走ったおかげか、昨年ほど怖い思いをせずに、海に抜けた。途中、民家があり「昨年はお世話になりました」とつぶやきながら通った。海に出るころには、日も暮れていた。ライトをリュックから取り出して、頭に装着。2回目の長い夜が始まった・・・。

■玉江駅(193.9キロ地点)到着19時56分
 ⇒ 25時間36分経過(昨年より-15分)
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 玉江駅に着くとNAMIさんが休んでいた。自分もバナナとお茶をいただいて一息つく。昨年、萩市内で迷ってしまったので、ここで地図を再確認。すると、NAMIさんが地図を取り出し、「ここが近道」と近道を教えてくれた。そしてNAMIさんは、先にスタート。自分も5分後にスタートした。

 さて、雁島橋を目指して近道を通ったつもりが・・・なんと、迷ってしまうことに! ほそーい路地に入ってしまい、「ここはどこ?」状態になる。対面から走ってきた車を止めて、道を聞く。だいぶ南下してしまったらしい。元の道に戻るように言われるが、元の道まで1キロ以上ある。ん~この期に及んで、さらに近道がないか、今度は自転車の女性に聞く。すると、親切な方で(あ~、お名前を聞けばよかった・・・)旦那さんもランナーとい方だった。近道があるということで、アーケード方面に走ることを教えられる(女神に見えた・笑)。しばらく自転車で並走してもらい、秋田から来たということやお子さんのことなどを話しながらアーケード方面へ。途中でこの女性と別れたが、心からのお礼を言って雁島橋に出た。

 ここからは、萩焼会館を通って笠山入り口の歩道橋を目指す。その間、何人かのランナーとすれ違い、片手を挙げて合図をし合った。歩いたり走ったりしながら、歩道橋手前のコンビニに入る。ここで水を買って補給する。コンビニの店員さんに、萩往還のレースのことを聞かれた。「これから往還道に入るなんて・・・」と、ビックリした様子だった。

 見えてきた歩道橋。左折して明神池横を通り、また左折。ここで縞猫さんと再会。腰痛といいながらも、すでにチェックを済ませて東光寺に向かう途中だった(早い!)。笠山を目指す途中、道路の端っこでNAMIさんが寝ていてビックリ! 先に行かせてもらい、笠山を登り切る。昨年は、強風と雷で心細かったが、今年は波の音も聞こえて、とっても静かな笠山だった。

■笠山(204.4キロ地点)到着21時53分
 ⇒ 27時間33分経過(昨年より+1分)

 完踏記を書いていて、今、気づいたのでが、昨年と1分しか違わない(ほとんど同じ時間に到着したことに驚く)。さて、8つ目のチェックを済ませ、今度は虎ヶ崎食堂を目指す。真っ暗な道をただただ進む。ちょっと空腹だったので、「カレー、まだかなぁ~」と思いながら走った。点滅灯に導かれるように虎ヶ崎食堂へ到着。

■虎ヶ崎食堂(207.1キロ地点)到着22時19分
 ⇒ 27時間59分経過(昨年より+4分)

 実は、ここのカレーが一番好き。味が濃いし、辛味も強い! すぐさまカレーをお願いして、チェックを済ます。カレーを食べている途中、NAMIさんも到着。ここで、70キロの部にも出るということを聞き、一緒に往還道まで行こうと誘われる。正直、ついていく自信がなかったが、一人で進むよりは心強い! 「こちらこそお願いします!」と話し、虎ヶ崎を出発した。

 始めは、椿の群生の中をNAMIさんの後について走る。昨年、ここをひとりで通って気持ち悪かったけれど、今年はNAMIさんと一緒だったので心強かった。あっという間に、明神池に出てしまった。そして2人で東光寺を目指す。東光寺に向かう途中、桑ちゃんたちとすれ違う。その直後、NAMIさんが走ったまま寝てしまい、電信柱に激突。口の上あたりを切って、流血してしまった(>_<) 少し寝なきゃと思い、歩道の端っこで2人で10分間仮眠。そしてリスタート。今度は、自分が引っ張っるようにして、東光寺を目指した。

 萩焼会館の交差点を左折し、しばらく進んで信号に出た。橋を渡って左折し、歩道の明かり伝いに走って最後のチェックポイント「東光寺」に到着。

■東光寺(215.3キロ地点)到着23時54分
 ⇒ 29時間34分経過(昨年より+3分)
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 NAMIさんと一緒に東光寺に到着。チェックを済ませ、すぐに往還道を目指す。途中、またまた近道を教えてもらった(NAMIさんは、ウィローさんに教えてもらったと言っていました)。この間、NAMIさんといろいろな話をする。秋田100キロにも連続して参加していたということ、出発日を間違えて飛行機で遠回りして参加したことなど、つらい時間帯なのに、楽しいお話しをたくさんしてもらって励まされた(感謝!)。私も昨年の大会、往還道でシューズがすっ飛んだ話をしたりと、笑いも出た。そんな楽しい時間を過ごしながら、一緒に往還道に到着した。
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 トンネルの上を通ってしばらく進むと、江戸時代からあるというトンネルをくぐる。「これは、怖くて絶対ひとりでは通れないっ!」と確信しながら走る。トンネルの出たところで往還道に入らず、NAMIさんと一緒にそのまま道なりに進んで行ったら・・・なんと迷ってしまった。大きい道に出で道路標示を見ると「旭村」とある。NAMIさんは、地図を片手に暗い辺りを見渡し、「こっちだね」と言って民家のあるほうに降りていった。す・る・と、ヘッドランプの明かりが見え始め、140キロの人たちが見えてきた! 無事コースに戻ることができた(NAMIさん、スゴイ!)。一応、明木のエイドの場所を140キロのランナーに聞く。聞いたランナーは、NAMIさんと同じチーム(めっちゃええちーむ)の上ちゃんだった。あいさつをかわして、いよいよ明木のエイドに到着。

 明木のエイドには、今年はボランティアの方がいた。アミノバリューをいただき、NAMIさんと一緒に10分仮眠を取る。(ここら辺が山場。睡魔がキツクテキツクテ・・・。めちゃめちゃ眠かった)そして、いよいよ一升谷の石畳に向かう。実は、昨年、この一升谷の入り口がわからず、国道まで出て戻ってきたりして迷いに迷った。今年は大会前日にみんなと確認しに来ていたこともあり、またNAMIさんが居てくれたこともあり、すんなり入って行けた。

 一升谷に入ると、多くのランナーとすれ違うようになった。たくさんあいさつを交わすが、ここら辺でNAMIさんについていけなくなった。また、眠気も最高潮で、もうフラフラ。NAMIさんと一升谷の途中で先に行ってもらうことにした。(ここまで引っ張ってくれて感謝の気持ちで一杯だった) しばらく一升谷の坂の端で寝る(後でわかったのだが、虫にたくさん刺された・・・泣)。すれ違うランナーが、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる。「眠くて、ちょっと寝てるんです」と応えていた。そのうち、神奈川(だったかな・・・)の男性のランナーから、眠気覚ましのガムをいただいた。お礼を言って分かれたあと、すぐにそのガムをほおばる。ちょっと眠気が飛んで、また前に進み始めることができた。(この場をお借りしてお礼申し上げます。もしこれをお読みでしたらご連絡ください<(_ _)>)そして、国道に出てのぼりを走り、途中のバス停でまた仮眠を取った。(このバス停、昨年も仮眠を取った場所。自分のお気に入りの休憩所だ・笑)

 仮眠を取ったら、なんとか回復。また国道をひた走る。往還道に入る手前で、ジェイさんと会う! 「おーっ!」と抱き合って「ガンバロー!」と声を掛け合う。ジェイさんからパワーをもらった感じ♪ その後、佐々並のエイドまでの往還道をすべて走り切った。

 佐々並のエイドに到着したころは、まだ日が昇り始めていたころ。昨年は、完全に夜があけていたので、「昨年より、ちょっとは早いかな?」と思っていた。案の定、時間が早くて豆腐は食べれず。おにぎりをご馳走になり、軽く横になって休憩したあと、リスタート。往還道を抜けて国道に出た辺りで、後ろから濱ちゃんが追いついてきた! 濱ちゃん、ちょっと足を引きずっていたけれど、勢いが違う!「先に行って!」と声をかけると、笑顔でどんどん進んでいった。ここら辺、自分はすべて歩き(^^ゞ 首切り地蔵に入る辺りで、濱ちゃんはもう見えなくなってしまった。
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 もうすぐ草餅のおばちゃんのところというダラダラしたのぼりで、濱ちゃんの小さな姿が見える。歩いたり、走ったりしているのが見え、濱ちゃんも辛いんだなぁと思う。草餅のエイドに寄らずに通り過ぎていく濱ちゃん。「これは気合が入っているなぁ~!」と思っていたが、後で聞いたら「声をかけてもらえなかったから、誰もいないかと思って通り過ぎた」と話していた。自分はしっかり、立ち寄って2個ご馳走になる(笑)。その後、草餅パワーが炸裂!? したかどうかは別として、なんとか濱ちゃんに追いつく。そして一緒にゴールすることにした。
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 一の坂に入り、たくさんの皆さんとあいさつを交わす。「おーっ、お疲れ様だ!」とか、「250キロスゴイ!」とか、たくさんたくさん声をかけてもらう。涙が出そうになる。途中、うららさんとも会って、写真も撮れた。スタート直前まで、ボランティアで頑張ってくれたうららさんも、元気に萩に向かって往還道を登っていった。濱ちゃんの知り合いの方が、たくさん元気に往還道を登って行った。
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 また、ここで西坂本のエイドにいた男の子と再会! 写真を撮ってあげた。「がんばって萩城まで行くんだよ!」と声をかけた!天花畑に出てきたところでは、ひろっさんやお世話になったNAMIさん夫妻と会う。2人とも70キロのスタートを切っていた!(凄すぎ!)エールをかわして、自分たちはゴールの瑠璃光寺を目指す。

 最後の坂、後ろから一人のランナーが追いついてきた。そのランナーと、濱ちゃんとで猛ダッシュで瑠璃光寺へ。両手を挙げて、37時間5分42秒でゴール。長い今年の萩往還も最後は完全燃焼で終わりを告げた。

■瑠璃光寺(250キロ・ゴール地点)7時25分42秒到着
 ⇒ 37時間05分42秒でゴール(昨年より-1時間18分12秒)

 ゴール後、濱ちゃんと一緒に一度ホテルに戻り、風呂に入る。濱ちゃん、温泉の露天風呂で、居眠りしてたなぁ~(´□`) そういう自分も、お風呂から上がってホテルのロビーで1時間集中爆睡。その後、ガストで朝ごはんを食べて、再び瑠璃光寺へ。続々訪れる完踏者に拍手を送った。

 制限時間が近づいてくるにつれ、瑠璃光寺も賑やかに。一緒に参加したランナーはもちろん、知り合いのランナーを探しまくる。瑠璃光寺に帰ってこれた人は、どの種目であれ、みな充実感であふれている。くしゃくしゃの笑顔、そして汗と塩にまみれた涙が印象的だった(ん~もらい泣き!)。
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 今回は、萩往還史上初となる250キロ+70キロの完踏者が誕生した。怪速亭のひろっさんだ! ひろっさん、奥様のふきこさんとのゴールもあいまって、マジ泣いちゃったよ。最後の最後に、とてつもなく大きな感動をありがとうこざいました!

 完踏できた人も、完踏がかなわなかった人も、それぞれの思いがあると思う。でも、その前に、まずは、スタートできたことに感謝。そして、二晩もサポートしてくれた多くの皆さんに感謝。素晴らしい出会いに感謝。地元の暖かい声援に感謝。そして最後に、限界にチャレンジした自分もほめてあげましょう。そして来年、また萩往還で一回り大きくなった自分と「会話」しに集まりましょう(^_-)-☆
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by takanori922 | 2005-05-14 22:30 | マラニック

2005 萩往還完踏記!! その1

自分探しの旅へ
 今年もこの完踏記を書けることに感謝している。手前味噌だが、送り出してくれた妻と子どもに、始めにお礼を言いたい。ありがとう。(来年も行っていい?)
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 さて、今年の萩往還は、今だから言えるが、正直直前まで出場をあきらめようかと迷っていた。スタートしないなんて「自分らしくない」という感じがしたけれど、それだけ練習不足で、完踏の自信がなかったからだ。月間走行距離は、1月以降119キロ、2月20キロ、3月183.5キロ、4月66キロ・・・。萩を目指している人の走行距離ではない! フルでさえ、こんな走行距離では力を出せないだろう。それに、昨年、予想に反し快走できたことがプレッシャーとなっていた。でるからには、昨年の記録、順位に挑戦したい・・・。でも、それは明らかに無理。そんな葛藤を続けていた自分がいた。

 そんなとき、出場を決定付けたのは、やはり仲間の存在だった。青馬会の濱ちゃん、うららさんの掲示板で、徐々に盛り上がっていく萩の話。そして、ガクさんの今回の初挑戦。そしてなにより、今年のネイチャーに出れなかったこと、そしてそのネイチャーで知り合いのランナーが素晴らしい走りをしたこと。気持ちが高ぶっていった。自分に与えられたチャンス(萩往還)を大事にして、今年もまた「自分探しの旅に行こう!」と心に誓う。


新潟、大阪を経由して山口へ
 出発したのは、4月30日(土)。自分の住む横手市から本荘市までは車で行き、ガクさんと合流。ガクさんの職場の知り合いの方の所に車を置かせてもらい、ガクさんのマイカーでいざ出発。高速道路を通って、お昼過ぎには上越市にある、ガクさんの奥様の実家に到着した。その後、直江津駅から富山駅を乗り継ぎ、午後7時過ぎには大阪に到着。ホームで迎えてくれたのは、うららさんとちーすけさんだった(感謝!)。
 その日の晩は、うららさんの手配してくれた「リーガロイヤルホテル」に宿泊。ホテルの地下で前々夜祭を敢行! 魚介類を食べながら、久しぶりの会話に花が咲いた。

 5月1日(日)午前7時30分。濱ちゃん、うららさん、菊ちゃん、ちーすけさんのお母さんがホテルに迎えに来てくれた。ガクさんと一緒に荷物を濱ちゃんの車に詰め込み、山口に向けていざ出発!
 道中は、みんなと交代しながら運転し、休憩を挟みながら車を走らせた。萩のコースのことで、みんなとの会話も弾む。(ときどき、居眠りもしたけれど・笑)
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 お昼過ぎ、いよいよ瑠璃光寺に到着。受け付けを済ませると、久しぶりに再会する全国のランナーたちと出会う。sinakoちゃんに牛久鉄人倶楽部Mr.サロマさん、ひろっさん&ふきこさんご夫婦、常連で11回目の完踏を目指すクニさん、師匠のタラさん&ふじもっちゃん。みんなと記念写真を何度も撮って、明日からのレースの検討を誓い合った。
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 会場を後にし、お楽しみの前夜祭。こんなに飲んで大丈夫?というほど?ではないけれど、生ビール大ジョッキを3杯も飲んでしまった・・・。これがまた体の隅々に染み渡る。(パワー充電完了!)


スタートの日
 5月2日(月)スタートの日の朝。目覚めが悪い。ちょっと飲みすぎた感じで頭痛があり・・・。でも、朝食はいつものとおり食欲旺盛で二度おかわりした。食後、一応、頭痛薬を飲んでおく。スタートまでは、タップリ時間がある。暑くなりそうだったので、ランパンを探しにスポーツ店に行こうかと思ったけれど・・・結局は、部屋でのんびり過ごすことにした。

 午後2時。タップリ休んだつもりだったが、まだちょっと頭痛がする。あまり気にせず、待ち合わせのロビーへ。濱ちゃん達みんなと合流して、事前の説明会会場となっている教育会館へ行った。そこでは、タップリ小野会長の「小野節」を受けたほか、前日の受け付け時以上に多くのランナーと交流できた。みんな引き締まった顔つきで、ここに合わせて調整してきた感じだった。いよいよ、スタートまで2時間。気合が入る。
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 スタート時刻が迫る中、久しぶりの再会を果たす。昨年、大坊ダムから海湧食堂に向かう途中、コースアウトしそうになった私を助けてくれた広島の西村譲さんだ。西村さんは、昨年のレース後、胃潰瘍でしばらく走られていなかったということだった。今回も、出場するかしないか迷っていたという。それぞれ、さまざまな出来事があり、当日を迎えた状況は違うものの、一緒に同じスタートラインに立てることを讃えあった。

 いよいよスタート地点の瑠璃光寺へ。もうすでに、多くのランナーが集まっている。自分も荷物を預けて、スタート地点に向かう。今年も、第2ウェーブでスタートしようと思っていたが、タラさんの「いよいよ、勝負やね」の一言でスイッチが入ってしまった(笑)。少しレースに対して弱気だった気持ちが吹き飛び、「山口まで来て勝負しないで帰るわけには行かない!」と、勝手に燃え始めた自分がいた! 「まぁ、並ぶのが嫌いな自分だし・・・」と最終ウェーブに並んだ。一緒のウェーブには、縞猫さんもいて、心強かった。(多分、最初の100mで置いて行かれるけど・笑)
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いよいよスタート
 午後6時、第1ウェーブが「エイエイ・オーッ!」の掛け声でスタート。ひろっさんやふきこさん、菊ちゃんやsinakoちゃんたちが元気に飛び出して行った。続いて、第2、第3ウェーブと続いた。濱ちゃんやkaisanたちも笑顔のスタート。そして午後6時20分。いよいよ最終ウェーブのスタート。「エイエイ・オーッ!」の掛け声に乗り遅れて、「オーッ!」とだけ叫ぶ・・・。そして、うららさんとガクさんに見送られて、瑠璃光寺を後にした。
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 スタートしてすぐは、みんなペースが速いっ! 縞猫さんも、予想通りあっという間に見えなくなってしまった。また、いつも優勝されている小野木さんの後姿も拝むことができた!(すごいムキムキの足!圧倒されてしまう・・・)
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 山口の駅まで集団で走っていたが、椹野川沿いの河川敷に入ると、すでに細長い列へとばらつき始めた。自分は焦らず、息切れのしない程度のマイペースで進む。それにしても、昨年より河川敷を散歩している人が多いな~と思う。天気がいいせいかもしれない。自転車、犬の散歩、普段の地元の皆さんの生活が見られた。
 薄暗くなってきた河川敷。途中で先崎さんに会う。「かならず、瑠璃光寺で会いましょう!」と声を掛け合った。

序盤ハイペース
■上郷駅(13.4キロ地点)に到着は19時39分
 ⇒ 1時間19分経過(昨年より-8分)
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 上郷駅の手前の踏み切りを渡ったところで、タラさんがボランティアをしていた。そしてエイドでは、ふじもっちゃんが! 「まだまだ序盤。海湧食堂で待ってるで!」タラさんの言葉に軽く手を上げて応える。ここで、ヘッドライトを装着。地下道をくぐって、自転車道を進む。そして、この下郷の駐輪場までの間に、多くのランナーと声を掛け合う。牛久鉄人倶楽部Mr.サロマさん、ふきこさん、クニさん、弟の兄さん、横ちゃん(横ちゃんとは下郷駐輪場まで並走)、同じUMMLerで声をかけてくれた人も多い。ここまでは、ちょっとハイペースかなと思いながらも、どんどんランナーを追い越して来たので、ついつい調子にのってしまった・・・。


■下郷駐輪場(27.6キロ地点)到着は21時19分
 ⇒ 2時間59分経過(昨年より-13分)
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 ここでUMMLerの竹上さんとY子さんに会う。一緒に写真を撮ってもらい少し会話をする。2人とも調子が良さそうだった。その後、ちょっとムカムカ胸焼けがして、軽く吐いてしまう。胃薬を携帯していなかったことに気づいた。でも、吐いてしばらく歩いていたら調子も持ち直し、また走り出すことができた。

 西寺の交差点までの間、北九州のうーさんとドンガメオーさんに会う。でも、なんか様子が変・・・。転倒して流血してしまったランナーの手当てをされていた。「大事に至らなければいいのに・・・」と思っていると、大会事務局の車が到着。それを確認して、先に再スタートさせていただいた。しばらくすると、ドンガメさんに抜かれる。とっても調子が良さそうだった。だって、ぜんぜん追いつけなかったから・・・。
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 またしばらくひとりで走っていると、菊ちゃんとsinakoちゃん、そしてdoironさんと合流。そして、西寺の交差点まであと5キロの地点で、横ちゃんも合流して、みんなでワイワイ走った(楽しかった)。西寺の交差点までの部分、昨年はタラさんに置いて行かれたところ。今年は、ひとりではなく、みんなと走れて短く感じた。


■西寺交差点エイド(43.9キロ地点)到着は23時4分
 ⇒ 4時間44分経過(昨年より-20分)
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 ここでは、元気なお姉さんたちに飲み物をもらった。ガソリンスタンドのほうに歩み寄ると、なんと濱ちゃんとkaisanを発見! 一緒に写真を撮る! 2人ともまだまだ調子が良さそう! 「もう追いつかれた、早いねぇ~」と濱ちゃんに言われて、「涼しいうちに、行けるところまで行きたくて」と応えた。実際、とっても走りやすくて、給水もほとんど取らないでここまでこれた。油断大敵。中国自然歩道に入る前に、飲み物を補給しないと・・・。

 ガソリンスタンドすぐ横のコンビニエンスストアに入って、バナナボートとキリンの903を購入。すかさずkaisan、「大友さんといえば、キリンの903やね~」とニンマリ♪ 「今年もこれで行きますよ~♪ヘヘヘヘヘッ」と応えた。しばらく休憩していたこともあり、体が冷えてきていた。走り出しながら、リュックからウィンドブレーカーを出す。昨年は、ここから雨合羽を着て走ったっけ。今年は空を見上げると、満天の星空だった。スーッと深呼吸をして、中国自然歩道へと入って行った。
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 濱ちゃんとkaisanの背中を見ながら、中国自然歩道を進む。上りは40歩ダッシュして30歩歩く・・・この繰り返しで進んでいった。途中の三叉路の給水所で、もも組のウィローさんと会うことができた。「今年はゆっくり行くよ」と声をかけてもらう。(ウィローさん、一週間前のネイチャーも走られているのに・・・スゴイ。いまでも、大目標のランナーだ) しばらく一人でのランになったが、心細くはない。満天の星空、そして100メートルくらい前には、ランナーたちのヘッドライトが見える。そして、追いつくと、さっき抜かれたドンガメさん。「ゆっくり行ってますよ」と声をかけた。
 
 T字路に当たり左側の橋をわたってしばらく進むと、宮城UMCのオレンジ色のランニングが! 昨年、この大会で出会った稲本さんだった。(この追い越したときは、稲本さんとわからなかったが、切石亭に着いたときに稲本さんと知り、声を掛けさせてもらった) また、鋭角に曲がって切石亭にあと少しというところで、UMMLerの桑ちゃんと磯本さん(かな?)に会う。桑ちゃんとは、昨年も切石亭で一緒だった。ほぼ同時に、切石亭に到着した。


■切石亭(57.4キロ地点)到着0時33分
 ⇒ 6時間13分経過(昨年より-33分)
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 ノートにゼッケン番号と到着時刻を書き込む。そしてすぐに食事。またせ胸焼けがしていたけれど、何かお腹に入れなければと思い、とりあえずうどんを食べ、だし汁と一緒におにぎりをほおばる。何度も何度も噛んで食べた。食後、トイレを済ませ、15分程度で切石亭を後にした。

 その後続くダラダラとした下り坂。昨年は、ここで体が重く、どんどんランナーに抜かれたが、今年は前後には誰もいない。しばらくひとりで走るが、へんな物音がついてきて、とっても気持ち悪かった。自然とペースが上がり、俵山温泉への左折の交差点手前でひとりのランナーを追い越し、そのまま俵島温泉に入って行った。(ホッ・・・)
 俵島温泉のエイドでは、お茶を一杯ご馳走になった。到着したときは数人のランナーがいて、会話はしなかったが、みな「ハイペースだ、ハイペース」と話していた。通過したランナーは、20人足らずだそう。まぁ、まだまだ序盤。そんなことは気にせず砂利ヶ峠に向かった。

 さて、その砂利ヶ峠。昨年は、野犬に吠えられ、追い回されたというまさに「鬼門」・・・。今年も、砂利ヶ峠に入ると、野犬の遠吠えが聞こえてきた。「いやぁ~、今年はマジで勘弁して欲しいな・・・(>_<)」とささやきながら進む。自分は、落ちるんじゃないかというくらい道の右端を走った。徐々に近づいてくる野犬の吠え・・・。「ガウ、ガウ、ガウ!」無情にも今年も近くで吠えられる! でも、舗装路まで追いかけて来なかったので助かった・・・。「無」の境地で砂利ヶ峠を越えた。そして見えてきたのは、大坊ダムのエイドだった。


■大坊ダムエイド(75.8キロ地点)到着2時43分
 ⇒ 8時間23分経過(昨年より-57分)
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 もう午前3時ごろだというのに、昨年に引き続き中学生がエイドの手伝いをしていた。「眠くない?」と聞くと、「眠いより、寒い!」と応えてくれた。寒さに負けず、ボランティアをしてくれている子どもたちに感謝したい。なお、ここでは名物の豚汁を楽しみにしていたが、吐き気で食べることができず・・・(残念)。飲み物だけ口にして、海湧食堂に向かった。
 大坊ダムのエイドを出ても、前後に誰もいない。「そういえば、昨年はT字路まで行かず、手前の交差点を曲がって広島の西村さんに助けられたなぁ~」と思い出しながら走る。そしてT字路を左折し、消防署の前を通って油谷大橋方面に右折。油谷大橋の手前で、喉が渇いたので903を購入(2本目)。飲みながら、そして歩きも混ぜながら海湧食堂に向かった。


■海湧食堂(86.2キロ地点)到着3時51分
 ⇒ 9時間31分経過(昨年より-1時間11分)
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 いよいよ海湧食堂の玄関に到着。中に入ると、小沢さんがいらっしゃった。(小沢さんとは、昨年この大会の鯨墓で知り合った方だ。「両ひざの調子がいまいちで・・・」と話されていた) また、タラさんはじめ、多くのボランティアの皆さんが出迎えてくれた。2回目の食事チケットを切ってもらって、冷奴とおかゆをご馳走になる。ほっと一息ついた。タラさんに「ここまで来ても、まだ最初のチェックじゃないんだよね」と愚痴をこぼしてしまう。タラさん、「ここまでは誰でも来れるからねぇ~」。そのとおりっ! またまた気合が入った。それと、吐いてしまったことをタラさんに告げると、「胃薬を準備しようか?」と言ってもらったが、ここはみんなと平等に勝負! 胃薬を持参して走らなかったのは自分の責任。丁重にお断りさせていただき、皆さんにお礼を言って海湧食堂を出た。

 油谷中学の体育館では、Tシャツ、ソックスを取り替えて再スタート。ここのボランティアの方が、「秋田100キロに行ったことがあるよ!」と声をかけてくれた。「今年もいらしてくださいね」と応え、一路、最初のチェックポイントである俵島を目指した。
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 俵島に向かう途中、白々と夜が明け始める。また、上位陣とすれ違うようになった。知り合いのランナーでは縞猫さん。私から見ると、まだまだ元気そうだったが、腰が痛いと言っていたので心配になった。このほかにも、ひろっさんとすれ違う。そのときの、ひろっさんの底抜けに明るい笑顔に癒された! もうすぐ俵島のチェックというところで、また数人のランナーとすれ違う。だいたい15番目くらいかな・・・。


■俵島チェックポイント(97.3キロ地点)5時32分
 ⇒ 11時間12分経過(昨年より-1時間23分)

 今年は、給水のおばちゃんは居なかった・・・(残念)。えーっと、俵島のチェックポイントまでは、アップダウンの激しい北側の道を走ってきた(昨年通っていなかったから走りたくて)。復路は、昨年西村さんに教えてもらった最短距離のコースを走った。そこで濱ちゃんと会えた! 漁村に出てからはkaisanとドンガメさんともすれ違う。また、他にも多くのランナーとすれ違うことができた。みんな「ファイト!」とか「おはよう!」と声を掛け合った。
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 農協の分岐点まで来た。実は、今年はリュックをここのガードレールにぶら下げて俵島に向かっていた。(説明会では、あんまり良くないと言われたけれど・・・笑。昨年、できなくて、なんか損した気分だったので、今年は絶対置いて行こうと思っていた) リュックを背負って、また走り始めた。


■川尻岬の沖田食堂(107.2キロ地点)到着6時44分
 ⇒ 12時間24分経過(昨年より-1時間27分)

 沖田食堂に到着すると、ふじもっちゃんが出迎えてくれた。チェックを済ませ、カレーライスをご馳走になる。そこへ、海湧食堂で一緒だった小沢さんも到着。うまそーに缶ビールを飲んでいた。(私はとてもとても・・・と言いつつ、私はあずきアイスを食す!)
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 小沢さんがビールを飲みながら、「今年は暑くなりそう。ひざも痛いし、ウォーキング大会かな!?」と話されていた。「その時の状態に合わせて、リラックスして萩往還を楽しむのも、ひとつの楽しみ方なんだなぁ」と小沢さんの一言で思った。「あまりタイムとか順位を気にして走るのも楽しみが半減してしまうな」と思い、このときスーッと力みが抜けた感じがした。
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 沖田食堂を出て左折。しばらく道沿いに進んで、また左折。棚田を見ながら、のんびりコースを下る。でも、この下り、毎年のことながら足にくるぅぅぅぅ~(´□`) 歩きも混ぜながら、キラキラ光る棚田の写真を撮って漁港に降りていった。漁港に入ると、地元の人たちが居たので、あいさつをしてみた。みなさん、私のあいさつに笑顔で応えてくれた。笑顔でシーブリーズを目指す。そういえば、昨年は、このあたりで浮嶋さんとあけマネと大極君が応援に来てくれたっけ・・・と思い出し、私の不在で掲示板を管理してくれているあけマネに連絡。もうすぐシーブリーズだということを告げる。ただ、お腹の調子はいまいち。吐き気はなくなったものの、うまく消化していない感じで、ゴボッ、ゴボッと走るたびにお腹がなっていた。

■シーブリーズ(112.8キロ地点)到着7時41分
 ⇒ 13時間21分経過(昨年より-1時間26分)
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 シーブリーズに到着したあたり、前のランナーがちょうと店を出たところだった。自分は、リュックを降ろしてクエン酸の入っている!? グレープフルーツジュースを頼む。マスターと若い従業員が丁寧に応対してくれた。
 シーブリーズを後にしてしばらく走ると、サーファーたちが波待ちしているのが見えた。キラキラ光る海面とサーファーたち。ん~今の時期の秋田では、お目にかかれない光景! 昨年は天気が悪くて、サーファーなんか居なかったけれど、ここら辺はサーフィンができるところなんだぁ~と思った。
 さて、次のチェックポイントの立石観音。ここら辺で気温も高くなって・・・いやいや、気温というより日差しが強くなってきた。秋田はこの時期、こんなに晴れることはないので、最初は日光浴を楽しんでいたが、徐々にバテ始めていることを実感・・・。スピードも落ち、歩きも入るようになっていた。これはまずいと思い、とにかく日陰を選んで走る。(幸い、まだ太陽が高く昇っていなかったので、日陰が多かった)

■立石観音(117.2キロ地点)到着8時13分
 ⇒ 13時間53分経過(昨年より-1時間32分)
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 立石観音のところで、一人のランナーと一緒になる。過去に優勝経験もある方だった。ここで自動販売機でコーラをゲット。腰に手を当てながら、グビグビ飲んでしまった。すっきり水分補給もして、また走り出す。次は千畳敷のチェックポイント。今年もあの上りに挑戦できると思うと、ワクワクしてきた。しかし、いざ上り始めると、昨年のようにスムーズに足が動かない。やはり、練習不足がここで出た。40歩ダッシュして30歩歩くというコンビネーションもリズムが崩れる。歩いているほうが徐々に多くなっていった・・・。
 「うーやっぱりキツイ」と、ゼイゼイと息を切らして、できるだけ走りながら前に進む。下ばかり見ていたら、気持ち悪くなってきたので、カーブや頂上を見上げ、歯を食いしばりながら走る。やっとのことで、左側に風車が見えてきた。砂利道を通って、いよいよ千畳敷へ到着した。「ん~、今年は昨年よりは眺めがいいけれど、ガスがかかっているな・・・」と思いながらチェックを済ます。

■千畳敷(124.6キロ地点)到着9時11分
 ⇒ 14時間51分経過(昨年より-1時間33分)
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 千畳敷ですばらしい風景の写真を撮った後、お楽しみの西坂本のエイドを目指す。このエイドは、とびきり大好きなエイド。はやる気持ちを抑えながら、慎重に千畳敷からの下りを走る。この辺りで妻に携帯から電話。「あまり無理せず、仮眠を取ってゴールへ」と言ってもらった。
 まだかまだかと続く下り・・・。練習不足による筋力不足・・・。今回は、特に実感した。下りで思うように足が「つけない」のだ。昨年は、下りはほとんど走っていたのに、今年は歩いてしまう・・・。スクワットもそんなにしていなかったし。準備不足を露骨に感じた。
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by takanori922 | 2005-05-13 21:11 | マラニック

萩往還、無事完踏!!

 5月2日から4日にかけて、山口県に行ってきた。
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昨年に引き続き、萩往還250キロに参加。タイムは37時間5分42秒で10位だった。昨年とは打って変わって雨が一滴も降らない天気。朝晩の寒さのおかげで、一定のスピードで走れたが、日中は日差しの強さに悩まされた。それでも、初出場だった昨年と違い、コースも把握していたことから、タイムの短縮を図れた。来年は、ぜひとも36時間切りを目指したい。なお、完踏記を今年も書きたいと思う。出来上がったら、このブログでも紹介していきたい。
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by takanori922 | 2005-05-10 22:10 | マラニック
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ライフブログ(時々更新w)


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