新潟中越地震
10月23日午後5時56分、震度6強の新潟中越地震が起きた。その後、強い余震も続いている。新潟には、走り仲間のべすぱさん(長岡市)や棟方さん(小千谷市)がいる。また、冨浦さんの奥様の実家も新潟だ。学生時代の同窓生も多い。このうち、べすぱさんからは無事だという電話があり、ホッと胸をなでおろした。まだ連絡の取れていない知り合いの安否が気になる。
同時刻の秋田はグラッと来たが、そんなに揺れは強くなかった。震度2から3ぐらい。ビシッ、ビシッと窓がきしむ音がしたが、恐怖感はなかった。
地震といえば、日本海中部地震を思い出す。当時、小学校4年生だった私は、給食の時間に地震に会い、クラスの仲間と机の下にもぐった。最初のドーンという大きな揺れに、地震の体験が初めてだった私は、一気にパニックに。担任の先生の叫ぶ声が聞こえたが、何を言っているのかわからなかった。あのときの恐怖心は、今でも覚えている。
話は戻り、今回の新潟中越地震だが、今日のマスコミ報道で、山間部から避難してきた高齢者の映像があった。「山が動いている」、「とにかく逃げるので精一杯」という言葉に涙してしまった。8キロもの道のりを、高齢者が着の身着のまま歩いてきたのだ。食べ物も飲み物も足りない。子どもたちの紙おむつもないという。食事中だった私は、つい箸を置いて無言になってしまった。
by takanori922
| 2004-10-25 23:30
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