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さくら道国際ネイチャーラン完走記.最終回

※ちなみに各チェックポイントの目標タイムは、①白鳥町(106.9km)に12時間30分、②荘川桜(143.0km)18時間00分、③白川村(172.6km)に22時間30分、④南砺市(212.0km)28時間30分、⑤ゴール(250km)35時間30分という目標タイムで臨む。
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▲次に目指すのは荘川桜

 第1チェックポイントを過ぎてから、いよいよ満開の桜が見れるようにり、立ち止まっては写真を撮ったりして、自分なりの「さくら道」を楽しんでいました(足はきつかった・・・)。
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▲満開の桜がコース上に(故・佐藤良二さんの植えた桜かな。。。)

 そうこうしているうちに、辺りは真っ暗に。でも、なんかここまで走ってきたことで、余計な体の脂肪が落ちたようで!? 体が軽くなり、ペースも落ちなくなってきていました(不思議。。。)。しかも、登りが始まったことで、コースに変化が出たことが良かったのか、さらに良いリズムで走ることができました。

 いよいよコース最高到達点のひるがの分水嶺が近くなると本格的な登りに。。。、傾斜もきつくなってヘアピンカーブも! 20歩あるいて、60歩ダッシュするという自分流の昇りの走法で進み、思っていたほど苦しまず、ひるがの分水嶺に到着しました。下り始めてひるがののエイドに到着。すると、ぶちやん師匠が先に入っていました。故障しているひざをさすっている姿が痛々しかったです。。。(ぶちやん師匠、その後、大丈夫でしょうか。。。)
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▲ぶちやん師匠。本来の調子ならばTOP争いをされるはず。。。

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▲後半もペースが落ちない能渡さんの走りは驚異的!

 実はひるがの分水嶺の昇りから、能渡さんと前後して走るようになっていました。スパルタスロンでも一緒だったウルトラ大ベテランの能渡さん。エイドで会うと、「また会えるといいわね~じゃ~♪」と私に声をかけて、サーッとエイドを出て行かれました。追いかけていた訳ではないのですが、能渡さんとのリズムが合って、能渡さんがエイドを出る前に自分がエイドに到着する。。。そんな繰り返しでしばらく走ることができました。焼肉のあったエイドでも、「ここの焼肉美味しいのよね~。昨年も食べたわ。じゃ~♪」と勧めてくれました。
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▲みなさん楽しそうに焼肉食べているんだもんなぁ~! 混ざりたいっ!

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▲ということで私も混ぜていただきました! いただいた焼肉、辛くてしばらく胃が熱かった・・・

☑第2チェックポイント荘川桜143.0km地点 22:10到着(16時間07分経過)
 荘川桜は、御母衣ダム建設のため水没することになった樹齢400年の桜を移植したもの。故・佐藤良二さんが日本海と太平洋を桜でつなごうと決意させた桜です。到着が遅く、暗くてよく見えなかったのですが、とても樹齢400年を越えているとは思えないほど立派な枝ぶりで、この地域のまさに「守り神」のような感じがしました。
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▲的確な指示でランナーを迎え入れていた風車さん。ありがたいです。

 その荘川桜を横目に見ながら、第2チェックポイントのエイドに入りました。ここには、出走前に、ブログに書き込みをしてくれた風車さんが! 「大友さんですね」と声をかけてくれました。さすがは自身ウルトラランナー。エイドのスタッフに的確な指示を出し、ランナー第一を考えたサポートをしてくれました。「あたたかいものでも!?」というお言葉に甘えて、ここでもカップラーメンのどん兵衛をいただきました! うまかったです。そうしている間に、ザーッといよいよ雨が本降りに。。。 (T_T) ここまで、小雨だったのが、一気に降ってきました。「うわぁ~とうとう来たか・・・」と思いながら、ウェストポーチから合羽を取り出し、羽織ってエイドを後にしました。

 結構な降りだったのですが、幸い、トンネルが多く、雨宿りせずに、そして足を止めることなく進むことができました(能渡さんとも、ラッキーだったねと話す余裕も)。この辺は、御母衣ダムの脇を通っていて、とっても怖い! 箇所らしいのですが。。結構無頓着の私は、能渡さんのライトを遠目に淡々と走ることができました。
 また、この辺りで胃痛に苦しんで歩いている古山さんを発見。。。「古山さん、大丈夫!?」と聞くと「大丈夫。。。私にかまわず、先に行きなさいっ!」と一喝! 「わかった!」とばかりに先に行かせてもらいました。(結局、古山さんは、その後何も食べずとも、ゴールに笑顔で飛び込んできました。。。スゴイ!)

 ここでちょっと自分にもトラブルが。。。雨でシューズが濡れたことで蒸れ、右足の裏に、でっかい水豆ができてしまいました。下りでグニュグニュとずれるので、痛くて痛くて。。。 (>_<) 立ち止まり、持っていたテーピンクを取り出し、シューズ、ソックスを脱いで、ビシッと足の裏をテーピング。これで少しは楽になり、また走りだすことができました(ゴール後、剥いたもものようになっていました・・・)。
 さらにこの辺で、縞猫さんと竹田さんに追いつくことができました。そして、ほとんど同時に平瀬温泉のエイドに到着。なんと、ここでタマゴンさんから応援をいただくことができました。わざわざ夜中に応援に駆け付けてくれたタマゴンさん。涙が出そうになりました。タマゴンさん、ひざの具合が悪いということで、「足、大丈夫ですか。。。」というと、「あんまり大丈夫じゃない。。。」と話されていました(早く良くなってください)。
 タマゴンさんやエイドの皆さんにお礼を言って、次は、世界遺産の白川郷を目指して走り出しました。

 暗闇の白川郷に到着。。。ここら辺では、もう雨もあがり、気温も低くならず、走りやすい気温でした(たしか10℃前後だったはず)。しかし、足の裏がまた痛みだし、もう一巻き、テーピングが欲しくなってきました。エイドでテーピングがあるか聞いたところ、道の駅白川郷に用意してくれるということ(ありがたい)。ちょっと足を引きずりながら、また走りだしました。
 さて、白川郷、ライトアップしているという噂も聞いていたのですが、残念ながら、それらしき合掌造りは見ることができませんでした。しかし土産物屋さんらしき間を走っていくと、かろうじてライトアップされた桜を撮影することができました。とってもビューティフル!
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▲ライトアップされた桜が美しい!

☑第3チェックポイント道の駅白川郷172.6km地点 1:55到着(19時間52分経過)
 ここで、運営委員の小桑井さんからスパイラルテープをもらい、足の裏を再度固定。痛みが取れ、またやる気が出てきました。
 さてさて、携帯電話ですが、しばらく電源を切って節約して走っていたのに、実はもうこの辺で、充電がなくなり・・・写真も全く撮れなくなってしまいました。(ウルトラマラソンに合う、いいカメラないかな。。。)
 この時間帯も、能渡さんや竹田さんのライトの明かりをかすかに前に見ながら、黙々と走り続けることができましたが、午前3時30分から5時あたりは、特に睡魔がひどく、特に歩くと眠くなるので、ゆっくりでもいいから走るように心掛けました。しかし、よろけて腕振りをしている左手の「こぶし」が、ガードレールにぶつかって流血したり。。。そのたびに目が覚めるのですが、このガードレールパンチ、結局4回もやってしまい、エイドでバンドエイドをもらうなど、皆さんにご迷惑をかけてしまいました。
 そうこうしている間に、徐々に日が明けてきて五箇山手前のエイドに到着。ここでまた風車さんがいてくれて、これから先のコースについてアドバイスをしてくれました。

 五箇山の昇りで24時間が経過。距離にして約200kmちょっとだったと思います。自身、24時間で200kmを走ったことがなかったので、とっても嬉しかったです。
 五箇山の昇りは、確かにきついものでしたが、上のほうから手を振ってくれるエイドのおじさんを見たとたん、ノンストップで走り、一気にトンネル手前のエイドに到着しました。振り向くと、なかなかいい景色♪ もう体力は限界に近い状態でしたが、少しずつゴールに近づいている感じがして、残り時間を見ながらトンネル内を歩きました。
 五箇山の下りに差し掛かり、走っているとビンビン足に衝撃が響き、ちぎれそうなくらいの激痛が。。。萩往還の鎖峠を思い出しました。。。それでも幾分麻痺しているのか・・・ゆっくりでしたが、止まることなく進むことができました。

☑第4チェックポイント南砺市大鋸屋212.0km地点 7:27到着(25時間24分経過)
 第4チェックポイントに到着。ここのエイドは、事前にタラさんからお借りしたビデオで見ていた印象深いエイド。なぜなら、最後のチェックポイントであり、ここを12:30ギリギリに通過すると思っていたので、映像として目に焼き付いていたからです。(まさか、7時台に通過できるとは夢にも思っていなかった) ここで朝ごはんとばかりに、牛丼をいただきました。(パワー全開!)食べれるということは、素晴らしいことです。。。
 そして、このエイドには、一人のランナーが。。。それは、スパルタスロンのゴール後、一緒の部屋だった斎藤さんが先に入っていました。「もう完走できるからゆっくりいくよー」と話していましたが、一緒に走りだすと、みるみる差が開いていきました。「ゆっくり走ると疲れる。。。」こんなことも話されていました。。。結局、斎藤さんとは、石川県に入る手前まで一緒に。。。
 途中、45エイドで、実業団の子たちが運営しているエイドに到着。(最初は、高校生かと思ってしまいました。。。)とっても元気でハツラツ! 長野マラソンの女子で優勝した女の子(2時間30分ちょっと)もいて、超ビックリ! たくさん元気をもらって、残り21km! 「あ~残り田沢湖1周くらいだな。。。」と、にやけて走っていました(^^ゞ

 県境のアップダウンを抜け、いよいよ金沢市に。48エイドでは、スイカをご馳走になりました。こんなに早くスイカを食べたのは生まれて初めて! それも、とっても冷たくてシャキシャキ! 2ついただいて(感謝感謝!)ゴールの兼六園を目指しました。
 時計を見ると、「もしかして31時間を切れるかも。。。」という欲が。。。しかし、T字路を左折して、まっすぐな金沢市内を兼六園に向けて走るのですが、歩道が狭く段差があり、ビキビキと足に響き、歩く時間が多くなってしまいました。(ここでスパルタスロンで一緒だった池田さんにかわされました)
 道路標識には、兼六園の文字。とにかく31時間切りに行けるところまで行ってみようと、最後の49エイドでの休憩もそこそこに進みました。

 そしていよいよ兼六園が見えてきました。入口の坂では、なんと福井のSHOさんが応援に駆け付けてくれていました。(がっちり、おめでとうと握手をしてくれました)そして、誘導されるまま、ピンクの垂れ幕のほうへダッシユ。無事、佐藤桜にタッチして、念願のさくら道をゴールすることができました。タイムは、30時間49分(21位)でした。
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▲写真はゴールの佐藤桜(竹田さんからいただきました)

 ゴールした直後、「苦しくも、楽しく走らせてもらった。。。大満足」というのが正直な感想。。。来年もぜひ出場して、30時間を是非とも切りたい。

 ゴール後は、竹田さんと飲み物を飲みながら談笑。すぐ後ろから続々とランナーがゴールしてきました(古山さんも)。そして、スタッフの車で宿泊施設に竹田さんと一緒に送ってもらいました。
 お風呂の後は、大広間の布団に・・・携帯には、たくさんのおめでとうメールが届いていました。それを見ながら、返事を書きつつも自然と意識がなくなり。。。スーッと深い眠りにつきました。

 翌日、白鳥町の合併記念公園で、私も桜の植樹をしてきました。閉会式後には、懇親会が行われ、たくさんのランナーと交流することができました。来年もまたこの地で。。。
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▲足が痛くてへっぴり腰で植樹!?

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▲故・佐藤良二さんの写真の前で完走証を持って

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▲男性優勝・マックさんと女性優勝・工藤さんに挟まれて(緊張・・・)

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▲私の大好きなダブルさん&タラさん

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▲左から古山さん、松下君、タラさん

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▲左からタラさん、NAMIさん、福家さん、私

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▲立派な完走証をいただきました!
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by takanori922 | 2007-05-02 21:38 | ウルトラマラソン
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