さくら道国際ネイチャーラン完走記.2
第2グループ6:03にスタートする自分は、点呼も終え、これからスタートする仲間と写真を撮ったりしてリラックスしていました。
▲竹田さん(甲州夢街道4位)と縞猫さん(昨年の萩往還250km2位)
▲スパルタスロンで一緒だった高井さん、古山さん、Y子さん、それと岡村さん
そうこうしているうちに、第1グループが6:00ちょうどにスタート。大きな拍手の中、元気に笑顔で名古屋城を走りだして行きました。そしていよいよ自分のスタートの時間。佐藤桜にタッチして、「あなたのさくら道を辿らせていただきます」と心の中で故・佐藤良二さんにあいさつ。6:03、初めてのさくら道がスタートしました。
▲佐藤桜にタッチしてスタート!
スタートしてしばらくは名古屋市内を走り、赤信号に足を止められることもしばしば。それでも長丁場のレース。あせらず、体の動きを確かめるように走りました。リズムもつかみ始め、このころのペースは、だいたい1キロ6分前後。「ちょっと早いな。。。」と思いながら、時計を見ながらペースを落としたりして走りました。
前のグループを走っていたタラさんにも追いつき、「無理しないでいこう」と声をかけて走りました。 またしばらくすると、スパルタスロンで一緒だった白鳥さんが。「お久しぶりです」と声をかけさせてもらいました。
▲スパルタスロンで一緒だった白鳥さん
開会式で「毎年5分前行動の。。。」と紹介された越田さんとも一緒に走りました。越田さんは、3度に分けて、このさくら道を試走されたそうです。ランパン姿の越田さんを見て「気合の入れようが違うな~」と感じました。萩往還以来でしたので、その時のことをお話しして走りました。
▲越田さん
また、地元秋田100キロにも出場したことがあると声をかけてくれたのは雨宮さん。一緒の第2グループだったこともあり、しばらく前後する時間帯もありました。それといつも愛読している観覧舎マガジンの三浦もみさんの旦那さん、正道さんからもお声をかけてもらいました。ものすごくスリムな体つきの正道さん。踏切で足を止められたときに、雨宮さんと一緒に写真を撮らせていただきました。
▲左から三浦さん、雨宮さん
そうこうしているうちに、実力あるランナーが多い後発のグループが追い付いてきました。最初は、上ちゃん。萩往還でも快走した素晴らしいランナーです。「こんなに早く追いつくとは思わなかったよ~」と声をかけてくれました。いえいえ、上ちゃんが早いんですよ♪ (上ちゃんは結果、26時間33分で5位!という素晴らしい成績でした)
そしてダブルさん(結果26時間27分で4位・おめでとうございます!)、縞猫さん、竹田さんと実力ランナーが追い越して行きます。そしてマック鈴木さんも。。。(今年初優勝でしたね! おめでとうございました! 25時間29分)女性で昨年トップだった工藤さん(結局今年も女性トップ! 29時間7分・総合でも9位)も熊谷日出夫さんと並走して、あっという間に見えなくなってしまいました。
当然ついていけるはずもなく(笑)、自分のペースを守って、走ったのですが、40kmを手前に足は張って来て、肩のあたりのコリもひどくなってきました。「やっぱり練習不足だな・・・」と、苦笑しながらのランをしていました。
そんな中、立ち寄るエイドの皆さんのパワーはすごい! サービス満点! こんなにいいエイドがゴールまで続くのか。。。と感激して走りました。エイドに入ると必ずお絞りが出てきて、しかも温かいか冷たいのを両方準備してくれているのには、驚きでした。エイドの大きさでS・M・Lと3タイプあったのですが、私にとってみれば、すべてのエイドが「2L」に感じました(^v^)
▲NAMIさん
美濃市に入る手前では、萩往還も一緒に走ったNAMIさんと一緒に。エイドでも一緒にソーメンを食べました。この辺までは、佐藤良二さんの植えられた桜と思われるものを目にすることができたのですが、まだ花は見ておらず(すでに葉桜に)、「早く桜の花びらが見たいな。。。」と思いまがら走っていました。
▲ここら辺の桜は、もう葉桜に。。。
▲三浦さんご夫妻(右は観覧舎マガジンを発行されている、もみさん)
▲古山さん
70kmあたりのエイドで、一緒にスパルタスロンに行ったたかちゃんこと、古山さんが追い付いてきました(そのスパルタスロンも女性の部で2位)。「スパルタと同じくらいの距離数で追いついたわっ♪」と古山さん! 24時間走では200kmオーバーするスンゴイランナーです。次のエイドでもう背中が見えなくなってしまいました。。。
▲道路の電光掲示板でもさくら道国際ネイチャーランを応援!
▲長良川沿いに走る
国道156号線、長良川沿いを徐々に北上。いつのまにか密集した都会の住宅地という雰囲気とは掛け離れ、秋田にも似たような田園風景が広がっていました。実力ランナーもほぼ追い越して行き、前後に見えるランナーも、1人か2人になりはじめ、ゆっくりとした気持で景色を眺め走ることができました。でもそんな中、「オシオ師匠とタラさんが来ないなぁ。。。なにかトラブルでも。。。もしかしてトイレに行っている間に、追い越されたかな。。。」と気になっていました。
▲地元の子どもたちの応援、サポートがありがたい
90.4km地点のエイドでうどんをご馳走になっていると、オシオ師匠が追い付いてきました。「坐骨が痛くて (>_<)」とのこと。普通なら、トップ争いをしてもおかしくない力を持っているのに。。。とってもつらそうでした。気になっていたタラさんのことを聞いたら、「どのあたりかわからんけど、岡村さんと話していて転倒したらしい」と話してくれました。「え゛~(@_@;)」と心配に。。。
その後、オシオ師匠は、コースに出ると、坐骨が痛いというのにぐんぐんスピードを出し、私をどんどん引き離していきました。さすがっ! でした。
▲白鳥町まであと少し。。。
夕方に差し掛かったころ、白鳥町に入り、いよいよ第1チェックポイントへ。チェックポイントへ向かう途中から、地元のボーイスカウトの子どもが一緒に並走してくれました。話しかけたら、中学校2年生とのこと。その子と一緒に商店街に入ると、多くの地元の皆さんから「がんばれー! がんばれー!」の声援を受けることができました。
☑第1チェックポイント白鳥町・106.9km地点 17:33到着(11時間30分経過)
目標は12時間30分での到着だっただけに、ちょっと順調すぎ!? ここで、夜への装備をチェック。預けていた荷物を開き、まずはヘッドランプの確認。これは、タマゴンさんからスパルタスロンの餞別でいただいた縁起モノ。。。替えの電池もチェック。手袋&ナイロン手袋、アミノ酸の補充、ブレーカーを腰に巻いて、アームウォーマーを装着しました。
ここまでは、胃腸の調子もすこぶる良く「スパルタスロンのときは、この距離まででだいぶ消耗していたな・・・先に進みたくないと思ったほど・・・」と思いだしながら、エイドを出ました。今回は、言葉は通じるし、口にするものは食べなれた物。飲み物も充実していたので、肉体的、そして精神的にもスパルタスロンより楽でした。(今思えば、スパルタスロンで地獄を見てきたので精神的に強くなった気がします)ちなみに、カップラーメンのどんべえ兵衛のミニも食べました♪
▲竹田さん(甲州夢街道4位)と縞猫さん(昨年の萩往還250km2位)
▲スパルタスロンで一緒だった高井さん、古山さん、Y子さん、それと岡村さん
そうこうしているうちに、第1グループが6:00ちょうどにスタート。大きな拍手の中、元気に笑顔で名古屋城を走りだして行きました。そしていよいよ自分のスタートの時間。佐藤桜にタッチして、「あなたのさくら道を辿らせていただきます」と心の中で故・佐藤良二さんにあいさつ。6:03、初めてのさくら道がスタートしました。
▲佐藤桜にタッチしてスタート!
スタートしてしばらくは名古屋市内を走り、赤信号に足を止められることもしばしば。それでも長丁場のレース。あせらず、体の動きを確かめるように走りました。リズムもつかみ始め、このころのペースは、だいたい1キロ6分前後。「ちょっと早いな。。。」と思いながら、時計を見ながらペースを落としたりして走りました。
前のグループを走っていたタラさんにも追いつき、「無理しないでいこう」と声をかけて走りました。 またしばらくすると、スパルタスロンで一緒だった白鳥さんが。「お久しぶりです」と声をかけさせてもらいました。
▲スパルタスロンで一緒だった白鳥さん
開会式で「毎年5分前行動の。。。」と紹介された越田さんとも一緒に走りました。越田さんは、3度に分けて、このさくら道を試走されたそうです。ランパン姿の越田さんを見て「気合の入れようが違うな~」と感じました。萩往還以来でしたので、その時のことをお話しして走りました。
▲越田さん
また、地元秋田100キロにも出場したことがあると声をかけてくれたのは雨宮さん。一緒の第2グループだったこともあり、しばらく前後する時間帯もありました。それといつも愛読している観覧舎マガジンの三浦もみさんの旦那さん、正道さんからもお声をかけてもらいました。ものすごくスリムな体つきの正道さん。踏切で足を止められたときに、雨宮さんと一緒に写真を撮らせていただきました。
▲左から三浦さん、雨宮さん
そうこうしているうちに、実力あるランナーが多い後発のグループが追い付いてきました。最初は、上ちゃん。萩往還でも快走した素晴らしいランナーです。「こんなに早く追いつくとは思わなかったよ~」と声をかけてくれました。いえいえ、上ちゃんが早いんですよ♪ (上ちゃんは結果、26時間33分で5位!という素晴らしい成績でした)
そしてダブルさん(結果26時間27分で4位・おめでとうございます!)、縞猫さん、竹田さんと実力ランナーが追い越して行きます。そしてマック鈴木さんも。。。(今年初優勝でしたね! おめでとうございました! 25時間29分)女性で昨年トップだった工藤さん(結局今年も女性トップ! 29時間7分・総合でも9位)も熊谷日出夫さんと並走して、あっという間に見えなくなってしまいました。
当然ついていけるはずもなく(笑)、自分のペースを守って、走ったのですが、40kmを手前に足は張って来て、肩のあたりのコリもひどくなってきました。「やっぱり練習不足だな・・・」と、苦笑しながらのランをしていました。
そんな中、立ち寄るエイドの皆さんのパワーはすごい! サービス満点! こんなにいいエイドがゴールまで続くのか。。。と感激して走りました。エイドに入ると必ずお絞りが出てきて、しかも温かいか冷たいのを両方準備してくれているのには、驚きでした。エイドの大きさでS・M・Lと3タイプあったのですが、私にとってみれば、すべてのエイドが「2L」に感じました(^v^)
▲NAMIさん
美濃市に入る手前では、萩往還も一緒に走ったNAMIさんと一緒に。エイドでも一緒にソーメンを食べました。この辺までは、佐藤良二さんの植えられた桜と思われるものを目にすることができたのですが、まだ花は見ておらず(すでに葉桜に)、「早く桜の花びらが見たいな。。。」と思いまがら走っていました。
▲ここら辺の桜は、もう葉桜に。。。
▲三浦さんご夫妻(右は観覧舎マガジンを発行されている、もみさん)
▲古山さん
70kmあたりのエイドで、一緒にスパルタスロンに行ったたかちゃんこと、古山さんが追い付いてきました(そのスパルタスロンも女性の部で2位)。「スパルタと同じくらいの距離数で追いついたわっ♪」と古山さん! 24時間走では200kmオーバーするスンゴイランナーです。次のエイドでもう背中が見えなくなってしまいました。。。
▲道路の電光掲示板でもさくら道国際ネイチャーランを応援!
▲長良川沿いに走る
国道156号線、長良川沿いを徐々に北上。いつのまにか密集した都会の住宅地という雰囲気とは掛け離れ、秋田にも似たような田園風景が広がっていました。実力ランナーもほぼ追い越して行き、前後に見えるランナーも、1人か2人になりはじめ、ゆっくりとした気持で景色を眺め走ることができました。でもそんな中、「オシオ師匠とタラさんが来ないなぁ。。。なにかトラブルでも。。。もしかしてトイレに行っている間に、追い越されたかな。。。」と気になっていました。
▲地元の子どもたちの応援、サポートがありがたい
90.4km地点のエイドでうどんをご馳走になっていると、オシオ師匠が追い付いてきました。「坐骨が痛くて (>_<)」とのこと。普通なら、トップ争いをしてもおかしくない力を持っているのに。。。とってもつらそうでした。気になっていたタラさんのことを聞いたら、「どのあたりかわからんけど、岡村さんと話していて転倒したらしい」と話してくれました。「え゛~(@_@;)」と心配に。。。
その後、オシオ師匠は、コースに出ると、坐骨が痛いというのにぐんぐんスピードを出し、私をどんどん引き離していきました。さすがっ! でした。
▲白鳥町まであと少し。。。
夕方に差し掛かったころ、白鳥町に入り、いよいよ第1チェックポイントへ。チェックポイントへ向かう途中から、地元のボーイスカウトの子どもが一緒に並走してくれました。話しかけたら、中学校2年生とのこと。その子と一緒に商店街に入ると、多くの地元の皆さんから「がんばれー! がんばれー!」の声援を受けることができました。
☑第1チェックポイント白鳥町・106.9km地点 17:33到着(11時間30分経過)
目標は12時間30分での到着だっただけに、ちょっと順調すぎ!? ここで、夜への装備をチェック。預けていた荷物を開き、まずはヘッドランプの確認。これは、タマゴンさんからスパルタスロンの餞別でいただいた縁起モノ。。。替えの電池もチェック。手袋&ナイロン手袋、アミノ酸の補充、ブレーカーを腰に巻いて、アームウォーマーを装着しました。
ここまでは、胃腸の調子もすこぶる良く「スパルタスロンのときは、この距離まででだいぶ消耗していたな・・・先に進みたくないと思ったほど・・・」と思いだしながら、エイドを出ました。今回は、言葉は通じるし、口にするものは食べなれた物。飲み物も充実していたので、肉体的、そして精神的にもスパルタスロンより楽でした。(今思えば、スパルタスロンで地獄を見てきたので精神的に強くなった気がします)ちなみに、カップラーメンのどんべえ兵衛のミニも食べました♪
by takanori922
| 2007-04-29 12:00
| ウルトラマラソン